2014.11.30
アルガンオイルとビタミンE(トコフェロール)
ビタミンE(=トコフェロール)の効果から説明致します。
*脂質の抗酸化作用により、肌の老化や肌あれの原因となる活性酸素・フリーラジカルを消去。
*皮ふの末梢血管を張して血液循環を促進する働き。
*皮ふの角化を促進する働きを持ち、肌あれ防止効果、老化防止効果、くすみを防ぐ効果
*発毛促進剤にも利用され、医薬品として内服・外用に使われることもあります。
では、次にアルガンオイルに含有されているビタミンEにはどんな種類があり、それぞれの効果について ご説明致します。
1)αートコフェロール : 4.0-9.0%
*血行を促進して肌あれや日焼けによるシミ・ソバカス、肌の老化を防ぐ
2)βートコフェロール : 0.1-0.3%
*抗酸化作用、血流改善(肩こり、動脈硬化)、抗腫瘍作用、冷え症等
3)γ-トコフェロール : 80.0-91.0%
* 抗酸化作用、ナトリウム利尿作用、抗アレルギー作用、抗腫瘍作用、抗動脈硬化作用な 美白効果。
*皮膚の炎症や色素沈着効果。
4)δ-トコフェロール : 5.0-10.2%
*ビタミンE成分の中で最も抗酸化効果があり持続性も高いので、美肌には必須な成分。
*アルガンオイルが数あるオーガニック基礎化粧品の中で一番効果的(スキンケア、肌あれ、シミ、シワ、
日焼け等の対策)と言われているのは、このδトコフェロールの含有量が一番多いからです。
また、アルガンオイルには100gに対し70-90mgのトコフェロールの含有量があり、キャリアオイルの中でもその含有量は
トップクラスです。
『美白のメカニズム』
シミなどの原因となるメラニン色素を作り出す酸化酵素、チロシナーゼの活性を抑制し、黒色メラニン化を防ぐこと。
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