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アルガン樹

アルガンの木は学名をArgania Spinosa(アルガニアスピノサ)、アカテツ科に属します。北アフリカ北西部に位置するモロッコ国の全土に約8000万年の太古から生育していました。しかし現在では大西洋に面したモロッコの街アガデイールからエッサウィラの近郊にかけて、サハラ砂漠に近い南西部周辺の非常に乾燥した限られた地域だけに群生しています。乾いた大地と灼熱の太陽を浴びながらも成長は遅いですが、木の高さ7~10メートル程に育ち, 根は地下30mも伸びて水分を吸い上げる、数ヶ月雨が降らなくても枯れないという、まさに生命力に溢れた樹木です。

アルガンの森を守りつづける人々

以前はモロッコ全土に生えていた木ですが、気候の変化や生活資源としての利用、畑の開墾のために乱伐が進み、一時はアルガンの森の絶滅が危惧されるほどにまで減少していました。しかし近年では、アルガンの強い根は砂漠化を防ぎ土壌を守ること、またアルガンオイルの成分の有効性と世界的な認知度からオイル生産による経済効果が見直されてきました。砂漠化を防ぐ地球環境資源として国連ユネスコからは生物圏保護区に指定されています。現在では、植林活動はもちろん、森林の保護活動が続けられ、モロッコ政府も現地住民(ベルベル族)がアルガンの森林と共生することを大切に考え、現地住民の生活の自立プロジェクトに取り組んでいます。また、私たちも販売金額の一部をアルガン樹の植林活動はもちろんのこと、伝統的なアルガンオイルの生産が維持できるように、現地の生活向上のサポートに努めています。

レミオのアルガンオイル

Huile d`Argan
レミオのアルガンオイル

reMio のアルガンオイルは、モロッコのアルガン農園と精製工場を所有するベルベル族のオーナーとの直契約から原料と製造工程に徹底的にこだわり、高品質の安定を目指しています。モロッコの大地の恵みを伝統的に守り続ける「アルガンオイルの製造工程」を勉強させていただき、彼等の確かなアルガンの知識とものづくりに対して一切妥協しない考え方から、本物が作り出される確信を得られています。

*reMio のアルガンオイル
最も栄養価の高い樹齢35~65 年のアルガンの樹から、8~9 月に熟して落果した果実だけが使われています。種子の選別から出荷まで6 週間をかけ、ろ過工程を4回行うことで純度の高いオイルが精製されています。

アルガンオイルとホホバオイルの違い

アルガンオイル ホホバオイル
成分特徴 ・ビタミンE=トコフェロールがオリーブオイルの2〜4倍、必須脂肪酸オレイン酸
・リノール酸が80%以上も含まれる豊富な美肌成分のオイル。
・主成分の「ワックスエステル」が90%以上、人の皮脂に近似の成分で、皮脂には約20〜30%も含まれている。
・ビタミンE=αトコフェロールが多く含まれている。
オイルの効果 ・優れた浸透力と豊富な栄養バランスで肌の新陳代謝をサポートする美容オイル。 ・健やかな肌本来の皮脂バランスを調整し、水分の蒸発と外的ストレスを防ぐ、バリア機能をサポートするカバーオイル。
フェイスケア ・洗顔後すぐに塗布し、ブースターオイルとして ・クレンジングオイルとして
・化粧水の後、または乳液,クリームの後にカバーオイルとして
精製製造 ・ろ過工程を4回行うことで不純物を除きクリアな黄金色 ・化学薬剤を一切使用せずに加熱のバランスを調整しながら微量な有効成分を残せるように精製。薄く黄味がかった色。*完全な無色透明ではない。

レミオのアルガンオイル製造法

100kgのアルガンの実からわずか1リットルしか採れない希少なオイル

アルガンオイルは、モロッコのアガディール地方にしか生育しないアルガンツリーの実の種子から搾油され、100kgの実から、わずか1リトルしか採れないという世界でも大変希少なオイルです。

アルガンの実の収穫

最も栄養価の高い樹齢35~65年のアルガン樹から、8~9月に熟して落果した実だけを使用します。 その熟したアルガンの実を天日干し、中の核を取りだしアルガンオイルの基を作り出してこそ、アルガン本来の効果が期待できます。

★ここで一番の注意点は、実を落としたアルガンの樹の樹齢とその時期。モロッコの風土上、12月になっても樹に実はつきますが、その成分は時期外れもあり一番熟した8~9月から比べると比較になりません。
また樹の樹齢も人と同じで血気盛んな年齢の精力が高いように、アルガンの樹では樹齢35~65年位までの実が最も栄養成分が高いと言えます。
アルガンオイル、その効果は、樹の樹齢~実の時期~精製法までをきちんと管理できているかによります。

乾燥させた実の選別

実の色、香りにより選別していきます。

実から種子を取り、中の核を 取り出す。

石で種子を砕き、中にある核を取り出す工程は機械化できず、すべて手作業で行っています。

核は更に選別されます。

機械製法

コールドプロセス法(低温圧搾法)

機械にて核を圧縮しオイルの基を抽出します。

★この工程で重要な点は圧縮スピードと温度のバランスです。自動温度調節機設定から低温を保ちます。

不純物を取り除く。

抽出されたオイルは樽に入れ替えられ、約2週間寝かせることでオイルと沈殿物に分離させます。多層式カーボン・フィルターろ過機でオイルを4回繰り返しろ過することで(1回のろ過工程に1日を要します)、完全に不純物が取り除かれた化粧用オイルに仕上げられます。

アルガンオイル オーガニック認定書

  • USDA
    USDA(米農務省)認証 オーガニック

  • EUの各国で認証された
    オーガニック食品に共通のロゴ

  • ECO CERT
    国際有機認定機関で、オーガニック認証団体の世界基準ともいわれております。

  • AGRICULTURE BIOLOGIQUE
    フランス政府が1981年に指針を制定1985年以来の有機農業の認定団体

オーガニック認定書とは

有機栽培された植物を使った製品であるという証明をする認定です。有機栽培とは、化学肥料を使わずに、また遺伝子操作をせずに植物を作る農法です。それを証明するためには、ブランドやアイテムについて厳しい審査基準による第三者機関の認定を受けなければなりません。無農薬で作られた植物を、 単に「オーガニック」ということは出来ますが、認証を受けることに企業努力と信頼の証があるということです。そこで認定を受けているかどうかも製品選びのポイントになります。

アルガンオイルの成分と効果

アルガンオイルの特徴は、豊富な必須脂肪酸だけでなく微量混合物の不鹸化成分(不ケン化成分)に効力の由来があるとされています。

●必須脂肪酸オレイン酸・リノール酸が80%以上の含有。

●ビタミンE=トコフェロールがオリーブオイルの2~4倍

*不鹸化成分とはトコフェロールと表示されるビタミンE成分とその他ステロール・トリテルペン・ポリフェノールなどの微量成分のことです。

N0. 脂肪酸成分内訳 成分比率/容量
01 エステル脂肪酸組成ミリスチン酸 0.15%
02 パルミチン酸 12.3-13.0%
03 ステアリン酸 5.0-7.0%
04 オレイン酸 45.0-49.0%
05 リノール酸 32.0-36.0%
06 αリノレン酸 0.50%
  不鹸化成分内訳  
  ビタミンE 成分(トコフェロール)
総トコフェロール内訳
70-90mg/100g
01 αートコフェロール 4.0-9.0%
02 βートコフェロール 0.1-0.3%
03 γートコフェロール 80,0-91.0%
04 σートコフェロール 5.0-10.2%
05 ステロール 微量成分
06 トリテルペン
07 ポリフェノール
  • ※04 オレイン酸(オメガ9);一価不飽和脂肪酸人の皮脂に近似の成分から肌に浸透しやすく、高い保湿性で潤いを保ちます。
  • ※05、06 リノール酸(オメガ6);多価不飽和脂肪酸リノール酸の含有率が高いほど、オイルの伸びがよく軽い使用感です。肌なじみが良く、肌を柔らかくします。
  • リノレン酸;多価不飽和脂肪酸肌トラブルの解消効果があります。髪のパサつき・抜け毛などを防ぎ、創傷の治癒を促進します。
  • ※02 パルミチン酸;抗酸化作用が強く、潤いを保ちます。
  • ※03 ステアリン酸;肌を安定させ、抗菌効果が肌を清潔に保湿します。

不鹸化成分

  • ※ビタミンE=トコフェロール4種; オリーブオイルの2~4倍も含まれ、(01~04)γ-トコフェロールトは最も抗酸化作用が強く、メラニン色素の生成を押さえる美白効果が期待できます。スキンケア、肌荒れに効果が高い成分です。

*その他微量成分にはステロール・トリテルペン・ポリフェノールも含有

アルガンオイルの効果のまとめ

●ビタミンEがオリーブオイルの2~4倍

抗酸化作用を高め、血行を促進。そして肌のターンオーバーを促すことで肌に潤いをキープし「乾燥」「紫外線」「外敵ストレス」をシャットアウトしていく肌本来が持つ「肌のバリア機能」を高めます。シミ・しわ・くすみの防止。20代からのエイジングケアは肌の健康を維持していきます。

●必須脂肪酸オレイン酸・リノール酸が80%以上の含有。

抜群の浸透力!肌なじみが良くべとつかない使い心地です。保湿力は、皮膚の水分・油分のバランスを整えて潤います。肌のキメを整えて柔らかくもちもち肌に再生していきます。